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5月のワイン会

最優秀ソムリエ、岩田渉さんが今の季節に飲みたいワインとしてセレクト

◎日時:2026年5月26日(火)
    19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)

今回のワイン会は、最優秀ソムリエに選ばれた岩田渉さんがセレクトしてくださったワインをご紹介いたします。
岩田さんは以前チェルトでワイン会をしてくださったこともあるので覚えていらっしゃるかたも多いかと存じます。
その岩田さんが今の季節に飲みたいワインとして挙げてくださったのが今回のワインたちです。この中には私がとても気に入ってるワインも入っているので楽しみです。



1本目
See Saw Organic Ausecco
シー・ソー オーガニック・オーセッコ NV

NSWオレンジ地区700m

ニューサウスウェールズ州中部にある国際色豊かな町、オレンジ地区は、オーストラリアで最も注目すべき食とワインの名産地の一つです。オレンジ地区は世界で唯一、標高で分類されるワイン産地です。オレンジGIに分類されるには、海抜600m以上でブドウを栽培する必要があります。シーソーワインには、海抜650mから900mまで標高の異なる3つのブドウ畑があります。異なる標高に畑を作ることで、それぞれの標高に最も適したブドウ品種を栽培し、これらの品種を最も純粋に表現したワインを造ることができるようになりました。

ジャスティンとピップ・ジャレットの夫妻は、ニューサウスウェールズ州のオレンジ地区で25年以上にわたり、約170ヘクタールの土地でブドウを栽培しています。
「私たちは祖先から地球を受け継ぐのではなく、子供たちから地球を借りるのだ。」という強い考えの元、ブドウは持続可能な有機栽培で育てられ、最小限の介入でワインを醸造することで、美しくバランスのとれた手作りのワインが生まれます。2019年ヴィンテージ以降、See Sawシリーズのワインはすべて有機認証とビーガンを取得しました。持続可能性とワイン造りは、単にオレンジ地区で最高の有機栽培認定を受けたブドウを生産するだけではなく、有機栽培の枠を超えて、より大きなスケールで持続可能性を追求していくことなのであり、オーストラリアにおけるサステイナブルでオーガニックなワイン生産者のリーダーとしての地位を維持しながら、これらを実現することがモットーです。

淡い麦わらの色調。たっぷりとしたビーズ状の泡。爽やかな青りんごを思わせるベースにジャスミンの香りが加わります。味わいも爽やかで軽快。滑らかな泡の余韻が続き、爽快感を味わえます。


2本目
Blank Canvas Holdaway Vinyard Sauvignon Blanc
ブランク・キャンバス ホールダウェイ ヴィンヤード ソーヴィニョン・ブラン 2023

ブランクキャンバスは2021年マスター・オブ・ワインになったソフィー・パーカー・トムソンMWとIWCでワインメーカー・オブ・ザ・イヤーの受賞歴があるマット・トムソン夫妻によるワイナリー。
伝統にとらわれることなく、一体化させたアートとサイエンスを表現するため「白紙」の状態を意味するワイナリー名。
マールボロ、ホークス・ベイ、セントラル・オタゴの各産地でその土地に献身的に尽くしている長期栽培農家とのパートナーシップにより、100%単一畑のワイン造りを行っています。少量生産なことから、そのワインが造られた場所や時間をそのまま表現されています。
二人のパートナーシップのもと妥協せずに選び抜いた畑で栽培される最高のブドウと、マットの20年以上にも渡る幅広い経験と知識が集大成となってこのブランク・キャンバスで表現されています。

ワイラウヴァレーの海岸沿いにあるディロンズポイント産のブドウを使用。このブドウ畑は、マールボロで何世代にもわたりブドウ栽培をおこなっているホールドアゥイファミリーの所有地であり、近年はアランとその息子リチャードが経営しています。有機成分を土壌に再び浸透させるために、自家製のコンポストを用いるなど、サステイナブル農法を実践しています。土壌は肥沃で深く、ソーヴィニョンブランが欲しているミネラル養分が豊富なので栽培に最適です。

古典的なマールボロソーヴィニョンブランの表情をみせるこのワインは100%タンク発酵ですが、質感があり、河原の石や海風によるミネラルの複雑なニュアンスがあります。ブラックカラントやグァバ、パッションフルーツの香りと味わいがあり、エレガントなバランスとソルティなニュアンスをみせます。


3本目
Bird in Hand Pinot Rose
バード・イン・ハンド ピノ ロゼ 2025

アデレード・ヒルズ育ちの共同経営者のアンドリューとスージー・ニュージェントにより、1997年創業された家族経営のワイナリー。当時はまだ新興ワイン産地であったアデレード・ヒルズに80エーカーの畑を購入しました。標高は平均450mに位置する畑は、冷涼な気候で降雨量は年間約780mm。セントローレンス湾からの海風、マウント・ロフティ山脈から降りてくる風、オーストラリアの恵まれた日照量が組み合わさり、ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境です。
ワイナリーの名前はアデレードから約37キロ離れたウッドサイトという小さな町に位置した金鉱山「バード・イン・ハンド」から名付けれました。

バード・イン・ハンドの設立理念は、持続可能な冷涼気候のワイン造り、コンテンポラリー・アート、オーダーメイドの体験、そして社会貢献活動の頂点に立つこと。
ウッドサイド・エステートには現在、シラーズ、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワールの持続可能なブドウ畑があり、バード・イン・ハンド・セラー・ドア(Bird in Hand Cellar Door)、高級プラネット・トゥ・プレート・レストラン(planet to plate restaurant)のLVN、豪華な民泊施設オー・クォーターズ(O’ Quarters)、そして2024年に南オーストラリア州の「ガーデン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、息をのむような美しい庭園があります。

家族経営のワイナリーは、アデレード・ヒルズ(ペラマンク・ランド)からフィニス・リヴァー(ンガリンジェリ・ランド)、そして最近ではタスマニアに進出し、シーモア(パレダルメ・ランド)とウェスト・テイマー(カナマルカのロウェラ)のブドウ畑を取得しました。さらにバード・イン・ハンドは、王立タスマニア植物園のホスピタリティを監督しており、新しい高級レストラン、テイスティング・ルーム、結婚式とイベントの管理を営む予定です。

アデレード・ヒルズ、フィニス・リヴァー、タスマニアを合わせた地域の強みは、標高、土壌タイプ、日照時間、畑向きが異なるため、何百もの場所で世界標準のワインを生産できる品種の幅の広さにあります。これらの産地では、ブルゴーニュや北ローヌといった産地に匹敵する冷涼気候ワインが造られており、バード・イン・ハンドが国際的な舞台で最も評価されたブランドを確立させる為に日々精進しています。

アデレード・ヒルズはプレミアム品質の冷涼地産ピノ・ノワール・ロゼに完璧に適した生産地であり、ブドウは4つの冷涼な地域から晩夏の夜に収穫されます。果実は除梗され色と香りを抽出するために2時間から4時間スキン・コンタクト。その後、熟成タンクに移され繊細なピノ・ノワールの特色やバランスの良い酸度を保ちながら熟成させました。

スキン・コンタクトにより鮮やかなサーモンピンクの色をなしていて、ストロベリー、桜の花びら、ジャコウを想わせる香り。味わいはスムーズで爽やかなドライテイストで口当たりが素晴らしい。グレートな食事と気の置けない友人達とのひと時に最高です。


4本目
Small Wonder Landscape Pinot Noir
スモール・ワンダー ランドスケープ ピノ・ノワール 2022

オーバーストーリー社が畑を購入し、2022年8月に出来たばかりのタスマニアワインブランド「スモール・ワンダー」。南緯41度、海抜50メートル、テイマー・ヴァレーのウェスタン・リッジに、ワイナリーは位置しています。1998年に植えられた20ヘクタールのブドウの木は、原生林の中にあり、テイマー川と、北のバス海峡から吹き付ける冷たい風の影響を受けており、ワインは、フレッシュさ、ディテール、快活さという、タスマニアの際立った特徴を表現しています。2020年に80ヘクタールのブドウ畑を新規に購入し、次いで近年、5ヘクタールの土地に新しくブドウの木を植えました。土壌の健全性を高め、被覆作物を植えるなど生物多様性を回復するための再生農法を採用し、ワイン畑はすでにACOオーガニック認証を取得しており、2024年 ヴィンテージから、ワインもオーガニック認証を取得予定。収穫期には、糖分の熟度よりも風味と酸を優先して収穫するため、アルコール度数が低く、産地をより正確に表現したワインができています。

堂々として豪奢な印象はなく、落ち着きと安心感があります。果実味は豊満ですが、その上、生き生きとしていて、シャープで、しなやかでフレッシュなタンニンがあります。


5本目
Flame Tree SRS Wilyabrup Cabernet Sauvignon 2020
フレイムツリー SRS ウィリアブラップ カベルネソーヴィニヨン

このワインは今回の目玉です!!

2020年は、低収量でしたが、素晴らしいブドウの品質が保証された、印象的なヴィンテージでした。温暖な気候でスタートしたため、果実の発育が早く、春夏の間、晴天で乾燥した好条件が続きました。暖かいコンディションと収量の減少が相まって 収穫の開始は早く、マリの花がタイミングよくたくさん咲く時期と重なった為、鳥たちはヴィンヤードに自生しているマリのはちみつを食べてくれて、ブドウを鳥害から守る事ができました。

マーガレット・リバーのカベルネ・ソーヴィニヨンの産地として長い間ベンチマークとされてきたウィリヤブラップ地域で収穫されたブドウを使用。
畑で選りすぐられながら収穫された果実はさらに選果台でセレクトされ、伝統的なクラッシャーや除茎機を使わずオープントップ発酵槽に直接投入されます。数日後に果物は暖まり天然酵母により発酵が始まります。柔らかなタンニンの抽出と空気と接触させるため果帽処理を手作業で実施。発酵温度は約25℃に維持され28 ℃で終わります。ワインは約22日間のスキンコンタクトの後、フレンチオーク(新樽比率50%)で17か月間熟成。

古典的なウィリヤブラップのカベルネソーヴィニヨンでミディアムフルボディです。エレガントで香高い、そしてきめ細かいタンニンのストラクチャー。ブラックベリー、カシス、マルベリーを想わせるベリー系の果実とともにダークココチョコレートのニュアンスが感じられます。味わいはフレッシュさ、バランスの取れた果実味を示し、17ヶ月の樽熟成による樽感をしっかりと感じさせます。


以上の5本にシェフ弦間がお料理を合わせます。
こちらもお楽しみください。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。



5月のワイン会
◎日時:2026年5月26日(火)
    19:00〜
◎料金:15,000円(御一人様/税サ込)
◎要予約:メールかお電話にてご予約ください。