10月のワイン会
オーストラリアを代表するワインの産地、マーガレットリバーの特集
◎日時:2026年10月27日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
オーストラリアを代表するワインの産地、マーガレットリバーの特集
◎日時:2026年10月27日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(税・サ込)
10月は久しぶりにマーガレットリバー特集をしたいと思います。
マーガレットリバーと言えば、オーストラリアを代表するワインの産地で素晴らしいワインを造り続けてきました。
なかでも、シャルドネ、カベルネソーヴィニョンが有名ですが、近年他の葡萄品種も見られるようになりました。
西オーストラリア マーガレット・リヴァー(Margaret River)は、オーストラリア西オーストラリア州の南西端にあるプレミアムワイン(高級ワイン)の世界的名産地です。西オーストラリア州のパースから南へ車で約3時間の場所にある半島で、1960年代に本格的なブドウの植樹が始まり、1990年代半ばから国際的な知名度が急上昇しました。気候は、インド洋、南氷洋、ジオグラフ湾の3方を海に囲まれた海洋性気候で、夏は涼しく、冬は雨が多いのが特徴です。主な品種として、赤ワイン: カベルネ・ソーヴィニヨン(メルローとのブレンドが多く、酸と完熟タンニンが豊か)白ワイン: シャルドネ(高い酸味と上品な樽香)、セミヨン&ソーヴィニヨン・ブランのブレンド が主流です。オーストラリア全体のワイン生産量としては3%未満ですが、高級ワインの生産比率は20%以上を占めています。
このマーガレットリバーより、今回は比較的新しいワイナリーを3つ選びました。
まずは、
シー・ヴィントナーズ | Si Vintners
シー・ヴィントナーズは、サラ・モリスとイーヴォ・ヤキモヴィッチ夫妻によって設立された、マーガレット・リヴァーにある小さな家族経営のワイナリーです。「Si」はサラとイーヴォの名前に由来しています。彼らのワイン造りの旅は世界各地へと彼らを導き、南アフリカ、スイス、スペイン、バロッサ・ヴァレーといった地域での重要な経験が、彼らのワイン造りのアプローチを形成する上で大きな役割を果たしてきました。ワイナリーでは、ブドウと土地の持つ個性を十分に引き出すため、最小限の介入にとどめています。ブドウの皮やワイナリーの環境に自然に存在する天然酵母のみを使用し、自然発酵を行っています。これらの天然酵母は当ワイナリー固有のものであり、ワインに複雑さと個性をもたらします。ワインの質感と品質を保つため、添加物、清澄、濾過は一切行いません。土地のそのヴィンテージをいかに表現できるかを重要視しているため、低収量にもこだわっています、
次に、
ブラインド・コーナー| Blind Corner
ベン&ナオミ・グールド夫妻のブティックワイナリー。2005年にウィリヤブヤップに畑を購入。2014年にマーガレット・リヴァー北部のクインダラップに2つ目の畑を購入。「自分達の子供が木に実っているブドウを採ってそのまま食べても安心と思える畑」と夫妻の思いが込められた畑では自然に任せた農業を実施。ブドウ畑、醸造所はオーガニックとビオディナミの認証を得ています。最小限の介入に徹した畑では灌漑を行っておらず、ブドウの根は深く伸び、収量は自然に抑えられています。ブドウの個性を最大限に発揮させるため、発酵は天然酵母にて、亜硫酸塩は最小限の添加に留め、それ以外の添加物は使用していません。醸造には旧世界の伝統手法に新しい醸造方法を柔軟に取り入れながら他にはない新しいスタイルのワインを っています。
最後は、
ドメーヌ・ナチュラリスト |Domaine Naturaliste
自社畑は海洋性の穏やかな気候を持つサブ・リージョン、ウィルヤブラップの中心部に位置。農学者でもあり醸造家でもあるブルースは持続可能な農法を重要視しています。健全な土壌から豊かで生き生きとしたフレーバーを持つブドウを栽培し、最高品質のワインを作り上げています。醸造家のブルース・ドュークスは、1980年代後半、西オーストラリア大学で農業学を学んだ後、カリフォルニア大学デービス校にて修士号を取得。カリフォルニアのフランシス・フォード・コッポラで4年間経験を積み、マーガレット・リヴァーのピエロ・ワイナリーでもヴィンテージに参加。約20年の経験を経て、自らのワイナリーを2012年に設立しました。
この3ワイナリーより、以下の5本をご用意いたします。
1本目
Si Lello 2024
シー レロ
淡いオレンジ色のソーヴィニヨン・ブラン。
口当たりが豊かで、柑橘系の風味と爽やかさが際立ちます。
このワインは、約10年前に初めて造られ、当時は30日間、100%果皮接触を行っていました。長年にわたり、このワインは進化を遂げ、現在では2つのバッチから構成されています。約30%は、30日間果皮と共に醸造された後、バスケットプレスで搾汁されます。マロラクティック発酵と熟成は、コンクリート製のエッグ型タンクと、大型のフレンチオーク古樽で行われます。残りの70%は、ステンレススチールタンクで、よく知られる低温発酵工程を経て造られています。ワインは無濾過・無清澄で、亜硫酸塩以外の添加物は一切使用されていません。
このワインの名前の由来は、多くの幼い子供たちと同じように、私たちの娘も幼い頃、「イエロー(yellow)」という単語を発音できず、いつも「レロ(Lello)」と言っていたことにあります。黄色を連想させるのは、このワインが果皮との接触時間を長く取っているためです。
2本目
Domaine Naturaliste Artus Chardonnay 2021
ドメーヌ ナチュラリスト アルトゥス シャルドネ
こちら、今回の目玉というべきマーガレットリバーの最高級シャルドネです!!
土着クローンのジンジンの特性をワインに反映。旧世界のシャルドネを連想させる複雑味と上品さを備えた高級感のあるワイン。手摘みで収穫されたブドウは全房のまま圧搾。天然酵母にて発酵。完全なマロラクティック発酵が行われる。澱とともに10か月熟成。228Lのフレンチオーク樽(AllierとVoges産)を使用。新樽比率40%。
3本目
Si Baba Yaga 2024
シー ババヤガ
赤スグリやキイチゴの可愛らしい香りに、華やかなハイビスカス、ローズヒップティーを思わせるような酸味が全体を締める、クセになるロゼ。
ブドウ(ソーヴィニョンブラン)は除梗した後、すぐに圧搾せず、10日間果皮と共に発酵させます。圧搾の約48時間前に、当ワイナリーの古木カベルネを数箱収穫し、房ごと発酵中のワインの上に載せます。その後2日間にわたり、これらを丁寧に手作業でプランチング(撹拌)し、圧搾を行います。これにより、ごく少量のカベルネを加えることで、ピンクがかった色合いと興味深いテクスチャーの複雑さが生まれます。このワインは、楽しさと飲みやすさを保ちつつ、どこか謎めいた魅力を備えたワインとなることを目指しています。無濾過・無清澄。亜硫酸塩以外の添加物は一切使用していません。
この名前は、イーヴォのポーランド系のルーツに由来しています。「ババ・ヤーガ」は英語に訳すと「魔女(Witch)」を意味します。このワインは、通常はブレンドされない2つの品種、すなわちソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンを組み合わせた、少々ミステリアスなワインです(ちなみに、このワイナリーの住所はWitchcliffという郊外にあります)。このワインが生まれたきっかけは、ずいぶん昔、あるオーストラリアのワインジャーナリストが、「この2つの品種でワインを作ってみろ」と挑発したことでした。最初はちょっとした遊びや実験として始まったものが、結果的にこのワイナリーのベストセラーワインの一つとなりました。
4本目と5本目はマーガレットリバーのカベルネソーヴィニョンの飲み比べとなります。
4本目
Blind Corner Cabernet 2021
ブラインドコーナーカベルネ
ダークプラムのニュアンスの凝縮感のある味わい。シルキーなタンニンのスムーズな飲み口のバランスのとれたボディ。
レッドカラント、カカオニブ、プラムのニュアンスにすみれ、黒鉛,しっかりとしたタンニン、積層岩のニュアンスがミネラル感を演出しています。
5本目
Domaine Naturaliste Direction Rebus Cabernet Sauvignon 2017
ディレクション リバスカベルネ・ソーヴィニョン
40%はフレンチオークの新樽で12か月。アリエ産とセントラル・フランス産の樽を主に使用
レッドカラント、カカオニブ、プラムのニュアンスにグレイズドチェリー、スミレ、黒鉛の複雑なニュアンスが混じります。口に含んだ時のしっかりとしたタンニン、そして味わいの中核をなすブラックベリーや積層岩のニュアンスが口に含むたびにそのミネラル感の変化を楽しめます。
伝統的な手法で造られたマーガレットリヴァーのアイコン的ワイン。2012年の最初のリリース以降、オーストラリア全土で愛飲されています。グレイズドチェリー(シロップ漬けチェリー)、スミレ、黒鉛の複雑なニュアンスは、レッドカラント、カカオニブ、プラムの皮の風味と共に複雑に織り込まれています。口に含んだ時のしっかりとしたタンニン、そして味わいの中核をなすブラックベリーや積層岩のニュアンスが口に含むたびにそのミネラル感が変化し最高調に達します。
以上の5本にシェフ弦間がお料理を合わせます。
こちらもどうかご期待ください
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
10月のワイン会
◎日時:2026年10月27日(火)
19:00〜
◎料金:15,000円(御一人様/税サ込)
◎要予約:メールかお電話にてご予約ください。

